頼りない夜に一つの光を

愛しきアイドルたちよ、幸せであれ

グリーンマイル感想。【ネタバレなし】

10月4日、公演5日目の舞台「グリーンマイル」を観劇してきました。

この気持ちや熱が冷めないうちに、今の自分の感情をここに記しておきたいと思います。

ネタバレしないように綴ったつもりですが、今は舞台のことを少しも知りたくない…という方は、観劇後でもまたいつか、気が向いた時にのぞいて頂けると嬉しいです。

 

 

 

自分の感情を記しておきたい、なんて言ってますが。

自分の感情がどこに向かっているのか、自分が何を思っているのか、実はよく分かっていません。

自分の中に様々な感情が渦巻いていて、どんな言葉がこの気持ちにふさわしいのかが分からないんです。

なんだか震えが止まらなくて。

これは感動によるものなのか、それとも衝撃によるものなのか、はたまた別の感情からくるものなのか。 

その判断がつかないくらい、自分の感情の行き先がわからない、というのが今の正直な感想です。

 

もう少し日が経って、自分の中で咀嚼して反芻することができれば、きちんとした、自分の感情をのせた感想を述べることができるのかもしれません。

もしかしたらずっと定まらないままなのかもしれないけれど…。

今はただ、素晴らしい舞台を観た、という余韻に浸っています。

 

 

ただひとつ、確かに言えること。

このグリーンマイルという舞台を終えて、加藤さんはまたひとつ大きくなるんだろうな、と思います。

大きく、なんて抽象的な言葉でしか表現できない自分の語彙力のなさがもどかしいですが。

 

またひとつ武器を身につけて、今よりさらに自信溢れる素敵な人になるんだろうなって。

最後に見せてくれた凛々しくも険しい背中が、それを物語っているようで。

そう思える瞬間に立ち会えた私は本当に幸せ者ですし、この気持ちはいつまでも忘れずにいたいと思います。

 

一体どんな覚悟で加藤さんが、"難しい"なんて簡単な一言では表せない役と、誠実に真摯に向き合ってきたのか。そしてその時間はこれからも続いていく訳で。

その心中を察するなんて図々しいことはできないけれど、このグリーンマイルという素晴らしい舞台の座長を務める加藤シゲアキという人は、とても強くて、そして優しい。

そう感じました。

 

 

 

最後にこんな話をするのは申し訳ないのですが。

公演5日目、私の認識が間違っていなければ、加藤さんは3回程台詞を噛んでいたと思います。

そしてカーテンコールの後、1人で挨拶をしてくださった時も、噛んでました。

信じられないことに、というか信じたくないのですが、加藤さんが噛んだことを嘲笑した方がいらっしゃいました。わりとはっきり聞こえたので、少なくない数の方が嘲笑されてたんだと思います。

 

同じ温度で同じ舞台を観ていたと思っていた私は、腹が立つのと同時に悲しくなりました。

 

約2時間ほとんど出ずっぱりであんな膨大な台詞を淀みなく演じる。それって生半可な覚悟や稽古じゃ、あの舞台には立てないと思うんです。

ましてや座長という責任ある立場で、一体どれだけの重圧の中、毎日舞台に立っているのか。

それでも他のお仕事が舞台の合間にあったり、私達ファンのためにとWEBを更新してくれたりする加藤さん。

そんな加藤さんの努力を笑った人。

加藤さんはどんな気持ちで嘲笑を聞いていたんでしょうか。

私は本当に許せませんでした。

 

 

 

感じ方は人それぞれですから、何を思うかはその人次第です。

けれど、人の失敗や上手くいかなかったことをその人の気持ちや努力も顧みず、笑うこと。

どうしてもそれだけはどうなの、と私は疑問に思ってしまいます。

 

 

どうか、どうかこの先の公演でこんな悲しい出来事がありませんように。

加藤さんが気持ちよく眠れる日が、達成感を感じられる日が、1日でも多くありますように。

そう願わずにはいられません。

 

 

 

なんだかえらそうに語ってしまってすみません。

グリーンマイル、とても素晴らしい舞台でした。

加藤さんをはじめとするキャストの方々、スタッフの皆様。怪我なく健康で、何事もなく無事に完走できることを心より願っております。

 

 

 

 

そしてやっぱり私は、加藤さんがどうしようもなく大好きだと改めて確信しました。

加藤さんと出逢えてよかったなぁ。