君に幸あれ!愛を叫べ

愛しきアイドルたちよ、幸せであれ

それはもう理屈じゃなくて。

 

「愛してる。」

そんなドラマチックでキザな言葉を、心から伝えたいと思う4人がいる。

 

「ずっと大好きだよ。」

そんな不確定で未来の見えないはずの言葉を、信じさせてくれる4人がいる。

 

 

8月12日の夜、私は両手に抱えきれないほどのありったけの想いを抱きしめて眠りについた。

 

あれからもう2週間近く経ってしまったけれど、あの日感じたことや景色を絶対に忘れたくないと強く思うのと同時に、時間が経つにつれて自分の気持ちを今一度整理できたように思うので、今さらながらこうして想いを綴ることにした。

 

 

 

 

・NEWSと私の歴史

私はずっと、嵐だけが特別に好きだった。根っからのジャニオタ気質だったため、色んなグループのメンバーや有名曲は知っていたけれど、一定以上の熱量を持って応援していたのは嵐だけだった。私にとっては嵐だけが特別な存在で、私の青春の一部で、何があってもずっと好きな人たち。それはきっと、これから先も変わらないものだと思っていた。

しばらくして、大野智の口から語られる加藤成亮という人物に興味を持つようになった。

"NEWSのメンバーの、いつも端っこにいる人"

私の加藤成亮に対する印象はそんなものだった。そんな薄っぺらい印象だったはずの"加藤成亮"が私の"推し"になるまでそう時間はかからなかった。大野智の口から語られる彼の素顔や、それまで嵐のために買っていたドル誌を開いて目にした彼の言葉や表情に、私はすっかり惹かれていた。それでも加藤成亮が"自担"ではなく"推し"だったのは、私に掛け持ちをするという概念がなかったから。嵐の活動を必死に追う傍ら、NEWSの活動をぼんやりと眺め、加藤成亮個人の仕事を緩く追いかけたりもしていた。

 

そんなある日「山下智久錦戸亮がNEWS脱退」というセンセーショナルな報道を目にした。加藤成亮を"端っこ"だと思っていた私は、「"真ん中"がいなくなるんだ…」と衝撃を受けた。そして、たいしたファンでもなかったくせに「加藤成亮のいる場所をなくさないでほしい」と一丁前に願っていた。

それから少し経って、加藤成亮加藤シゲアキとして小説を書いた。嬉しかった。私の好きになった人は、NEWSを諦めてなんかないんだ。NEWSの未来を必死に繋ごうとしているんだ。そう勝手に感じて、地元の本屋さんまで走った。装丁に彼の名前が刻まれている本を手にした時の、あの時の気持ちは今でも何とも言えない。それなのに、喜んで買いに走ったのに、しばらくはその小説を読むことができなかった。開くことさえ出来なかった。

その頃の私にはまだ、彼の覚悟を受け止める勇気がなかった。彼が全身全霊をかけて創り上げた作品だということを知っていたから、その作品に触れることを怖れた。彼の覚悟をこの身を持って感じてしまったら、もう元には戻れないとどこかで気づいていたから。自分の中に大切な存在が増えることが怖かった。

 

そんなある日、私は嵐の出番を1番の楽しみにMUSIC DAYを見ていた。嵐の出番はまだかな〜とぼんやり画面を眺めていたら、ピンクの浴衣風衣装を纏ったNEWSが登場した。これから披露するらしい曲は知らなかったけれど、加藤シゲアキがいるから、という理由で私は画面と向き合った。

そして、どうしようもなく惹かれた。加藤シゲアキはもとより、NEWSというグループに。

それからの私は、わかりやすくNEWSにハマっていった。CDやDVD・雑誌を買ったりして、自分なりにNEWSというグループを一生懸命知ろうとした。その過程で、どうして加藤シゲアキしか見てこなかったんだろうと後悔したりもした。それでも、ファンクラブに入るまでには至らなかった。それは、私自身の問題だった。

 

この頃の嵐は順調にトップアイドルとしての道を進んでいた。それはとても嬉しかったし、ますます大きくなっていく姿を見ているのはすごく誇らしかった。けれど一方でその姿は、どんどん遠くなっていってしまうようにも見えて。それがたまらなく寂しかった、というのも嘘じゃなかった。だからこそNEWSの、ファンと寄り添い、共に手を取り合って進んでいく、という姿勢は、私の目には新鮮に映った。でもそれは、色んな出来事を共に乗り越えてきたからこその関係だと思っていたから、その詳細を知らない私が、しかも今までずっと嵐ファンをやってきた私が、今さらNEWSファンだと公言するのは図々しい、申し訳ない、後ろめたいからと、ひっそり応援しようと心に決めていたのだ。ファンクラブに入るのは、嵐だけでいい。そう思っていた。

 

けれど、NEWSというグループを知れば知るほど、好きになればなるほど、その決意は揺らいでいった。

なんと言っても、ファンとの心理的な距離の近さに驚かされた。ファンが「大好きだよ。」と伝えたら、NEWSは間違いなく「俺らも大好きだよ。」と返してくれる。いつもほしい言葉をかけてくれる。ライブはデートだと恥ずかしげもなく言う。ファンのことを可愛いねと笑ってくれる。俺らは幸せだと伝えてくれる。言葉だけじゃなく、表情や態度からもそれが十分すぎるくらい伝わってくる。そんな甘くて心地いい関係が、私には眩しくて、恥ずかしくて、でもとっても羨ましかった。

そのうち「あんなにNEWSに愛されるNEWSファンって幸せ者だな」「私もその内の1人になりたい」という欲張りな想いが強くなっていることを、私は否定することができなくなっていた。その想いは日に日に大きさを増してゆき、ついには抑えることができなくなった。欲張りで我が儘だとは分かってはいたけれど、この想いが溢れ出るのを止めることが出来なかった。

 

私は、二足のわらじを履く覚悟を決めた。

 

やっとの思いで覚悟を決めることができた私が初めて参戦したNEWSのLIVEは、QUARTETTOだった。グズグズと悩んでいた期間が長かったため、Whiteツアーの申し込みには間に合わなかった。後にDVDで公演を見ることになって、とても悔しかった。それでも、NEWSに初めて会えたあの空間は、私は一生忘れないと思う。会いたくて会いたくて、夢にまで見たNEWSが愛おしそうにファンを見つめる姿をこの目で見て、好きになってよかった、覚悟を決めてよかったと心の底から思った。

 

初めて遠征をしたNEVERLAND。まだ雪の残る真駒内セキスイハイムアリーナで、自担である加藤さんではなく小山さんのうちわを持った。無力で無知な私には、そうすることでしか小山さんの背中を押すことができなかった。触れたら消えてしまいそうに、儚げに笑う小山さんは弱くて優しくて、強くて美しかった。

 

就活と戦いながらのEPCOTIA。遠征は難しくても、何が何でも参戦すると勝手に決めていた。それが私のモチベーションになると信じて疑っていなかった。そして参戦した3日後、第1希望の企業の最終面接を受け、その場で内定をもらった。まるで就活に身が入っていない私を心配していた母は、NEWSがくれるパワーはすごいね、と笑った。

 

約2週間前のStrawberry。天気も、きっと神様も味方をしてくれた。私にとっては初めての野外ライブで右も左もわからなかったけれど、ファンの方が共有してくださった持ち物リストや注意事項を参考にさせて頂いたおかげで、何事もなく無事に楽しい時間を過ごすことができた。

 

 

加藤さんを好きになって、NEWSを好きになって、私の青春の1ページに新たな思い出が記され始めた。NEWSと私の歴史は、まだまだ始まったばかりだ。

 

 

 

 

・過去も未来も抱きしめて

15周年記念ライブと銘打ったStrawberry。どこまでも愛されたがりで、愛したがりな、NEWSらしいセトリだと思った。

過去に重点を置き、私のような新参者に寂しい思いをさせることもなく。

未来だけを真っ直ぐに見つめ、長く応援しているファンの方にやるせない思いをさせることもなく。

全方位に優しい。そんなセトリだったように思う。

 

上述したようにQUARTETTOが初現場だった私は、お城のようなセットや夕焼け・花火を背に歌うNEWSも、濡れちゃえと煽るNEWSも、壊れかけの懐かしい宝物が入ったおもちゃ箱を開けるように「Share」を大事に歌うNEWSも、たくさんのNEWSを、画面の中でしか知らない。それは全て私が憧れていた景色であると同時に、私が見ることは決してできない景色なんだと、そう思っては、加藤さんしか見てこなかった自分や、散々グズグズと悩んでいた自分を責めたりもした。やっぱり私もあの場所にいたかった、あの景色を見たかったとも思った。けれど、このStrawberryでそんなくだらない思いが昇華されたような気がした。実際にはあの場所に立つことも憧れていた景色を見ることも一生できないのだけれど、まるであの場所・あの景色を体験したような気持ちになった。NEWSが、私の思いを救ってくれたような気がした。

NEWSは、過去も未来も、長く応援されているファンも私のような新米のファンも、誰も蔑ろにしないし、置いてけぼりにしない。

みんな抱きしめて一緒に前を向いて歩いて行く。そんな気がしてならなかった。少なくとも私は、そう思いたかった。

 

愛に飢え、貪欲に愛を求めるNEWSが好きだ。そして、愛の大きさや温もり、その価値を誰よりも知っているからこそ、惜しみなく愛を与えてくれるNEWSが好きだ。NEWSがくれる愛はいつだって優しく、温度がある。NEWSを見ていると、私も優しくなれる気がする。

 

 

 

 

・あの日から

Strawberryまでの約2ヶ月は、苦しくて辛くてたくさん泣いた約2ヶ月だった。だってすごく怖かった。私が愛してやまないNEWSの未来は、もう描くことができないんじゃないかな、とか。やっと叶えたはずの4合わせを、手放してしまうことになるんじゃないかな、とか。いつかの加藤さんの挨拶じゃないけど、もしかしたら人生最後のライブは終わってしまったんじゃないかな、とか。

怖くて怖くて仕方がなくて、目をそらしたくてたまらないけど、ちゃんと真っ直ぐ見つめていたくて。そんなぐちゃぐちゃで訳の分からない感情や気持ちにどうケリをつけたらいいのか、私は今何を考えているのか、自分でもよくわからなかったけれど、たったひとつだけ、確固たる自信を持って言えることがあった。

私はどうしたってNEWSが、小山さんが、増田さんが、加藤さんが、手越さんが、大好きなんだ、ということ。

それだけは誰がなんと言おうと譲れなかった。

 

けれど、心ない声や信じたくないような罵声も聞こえてきた。

私の「好き」は誰かの「嫌い」なのかもしれないと思うと、いたたまれない気持ちになった。そんな見えない誰かの声で私の「好き」が揺らぐことはなかったけれど、変わらぬ私の想いが間違っていると言われてるような気がして、悲しくてやりきれなくて、こんな世界は愛せないなぁと一人感傷に浸っていたりもした。

 

だけど、Strawberryで見た景色。

真っ赤に染まったスタジアムで、丸く切り取られた空に溶けていく溢れんばかりの歓声と熱気。

ああ、なんだ、これが答えだったんだ。誰かの「嫌い」を気にする必要なんて、少しもなかったんだ。

私の「好き」は、否定されずにちゃんとここにある。

そう感じて、涙が止まらなかった。

もしかしたら、あの場にいた人の中には釈然としない思いや、ある種の覚悟を決めて参戦していた人もいたのもしれない。それでも、あの日のNEWSはあの場にいた全員を愛していた。

 

あんなに絶望してもう愛せないとすら思った世界だったけれど、NEWSが変わらず愛してくれるから、諦めずに手を伸ばしてくれるから、私ももう一度愛してみようと思えた。

NEWSが綺麗だと言ってくれる世界だ。私の目には曇って映ってしまっていたけれど、今は美しいと素直に思える。今はこの世界を信じられる。それは、この世界の中心にいつだってNEWSがいるからだ。そう気づいた。他でもないNEWS自身が気づかせてくれた。

私もその世界の住人なんだと、今は胸を張って言うことができる。私が卑屈になっていただけで、この世界は濁ることなく美しいままだったのかもしれないけれど。

 

 

 

 

・小山さん

かたい表情でどこか遠くを見つめ、何かに怯えるように声を震わせ、すがるようにマイクを握りしめてパフォーマンス後には深く頭を下げる。そんな小山さんを音楽番組等で見てきたけれど、あの日の小山さんは気づくといつも優しい顔をして笑っていた。私はずっと、あんな風に笑う小山さんの笑顔が見たかった。やっぱり小山さんには笑顔が1番似合う。

「こんなに1日で笑顔になれたのは今日が1番」「ライブ中はたくさん笑顔になれた」と語ってくれた小山さん。ファンに囲まれたライブという空間を通して、小山さんが小山さんらしさを取り戻せたのだとしたら、こんなにも嬉しいことはない。世間の声とかは分からないし知らないけれど、私にとっては小山さんに対するあの声援が全てだと思った。1人だなんて思ったら許さないからね。

 

小山さんが何を語ってもどんな行動をしてもまっすぐには受け取ってくれない人がいること、賢くて敏感な小山さんは理解しているんじゃないかと思う。それでも、言葉や行動を通して想いを伝え続けようとしてくれる小山さんの姿勢は、歌やパフォーマンスから十分すぎるくらい伝わってきた。その言葉や行動を信じさせてくれるだけの努力を重ねてくれたように思う。

 

最後の最後で「離さないぞー!」と叫んでくれたこと、すごく嬉しかったよ。うん、離さないで。愛することを、そして愛されることを諦めないで。私も絶対離したりしないから。何があってもこの手を伸ばし続けるから、繋いだ手を離さないでいて。

 

 

 

 

・増田さん

何があってもどんな時も変わらず強くて優しくて、常に"まっすー"でいてくれる増田さん。そんな増田さんに救われるけれど、一方で苦しいとも感じてしまう。私達の気持ちはそうやって救ってくれるけど、増田さんの気持ちはどうなるの?増田さんの気持ちは一体誰が救ってくれるの?

そんな風に感じてしまっていた時もあったけれど。

「4つ前のライブからこの日のために考えていたことがあります」と語り、メンバーカラー衣装で登場した4人を見て涙が止まらなかった。嗚咽が漏れるのを抑えることができなかった。私は何があっても勝手にNEWSの未来を信じていたけれど、誰よりもNEWSの未来を信じていたのは、諦めていなかったのは、NEWSの未来を約束してくれていたのは、他でもない増田さんだった。

 

そんな増田さんが優しい笑顔で「拝啓15年前の僕へ。いま幸せだよ。」と語ってくれたこと。きっとこれが増田さんの "答え" であり "気持ち" なんだと思った。この言葉に増田さんの思いの全てが込められている。そんな気がして。

 

 

 

 

・加藤さん

加藤さんはもう"端っこ"じゃない。例え端っこだと言われようとも、それはただの端っこじゃなくて、全てを支える"両輪"だ。そして、時には"真ん中"であり先陣を切る"前衛"なんだと、最近は思う。

加藤さんは以前「根拠のない自信は持てない」と言っていた。私が好きになったばかりの頃の加藤成亮は、そういう意味でもたぶんあまり自分のことが好きじゃなかったんじゃないかと思う。少なくとも私の目にはそう映っていた。けれど、その自信をもちうるだけの根拠をこの数年で創り上げてきたんだろうな、とも思う。小説家という唯一無二の武器を手にして、ドラマにもコンスタントに出演して。去年のツアーでは、得意ではなかった歌を歌うのが今は楽しいと、そう言ってくれた。私が好きで好きでたまらない加藤シゲアキを、加藤シゲアキ自身が愛してくれること。それが今はとても嬉しい。

私はずっと、どうしようもなく加藤さんが好きだ。それはきっと、これからも。

 

 

 

 

・手越さん

私はバカみたいにNEWSから愛されていることを疑っていないけれど、それは手越さんが担う部分が大きいと思っている。それは普段の発言や言葉からも見てとれるし、特にライブ中の手越さんは「うれしい!たのしい!だいすき!」を全身で伝えてくれるから、愛されているということを疑う余地が少しもない。

「人を愛する」って簡単なことじゃないと、私は思う。けれど手越さんはそれをいともたやすくやってのける。それは、誰よりも優しくて心が広い手越さんだから。あのちっちゃい体で全てをまるごと受け入れて、その上で「愛おしい」と笑える手越さんはやっぱり強くて優しい。

 

手越祐也は、もう1人のものではありません。」という言葉が私には切なく聞こえてしまうけれど、それすら誇りに思っていそうな手越さんは、やっぱり最高のアイドルなんだと思う。アイドルでいることを好きでいてくれて、ファンを愛してくれて、ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

ふと、なぜ私はこんなにもNEWSが好きで好きでたまらないのだろうと考える。星の数ほどアーティストがいる中で、なぜNEWSだったんだろう、と。

けれど、どうしてもNEWSじゃなきゃダメだ。

NEWSじゃなきゃ満たされない心がある。

NEWSじゃなきゃ埋められない心がある。

 

どうしようもなくNEWSが好き。愛してる。

それはもう理屈じゃない。でもそれでいいじゃない、と最近は思う。そこにもっともらしい理由とか、確固たる信念なんて、別に必要ないじゃない。譲れないこの気持ちだけで、私はこんなにも幸せになれるんだから。

 

 

 

 

NEWS15周年おめでとう。

NEWSに出逢えて幸せだよ。

これからもずっとNEWSが大好きだよ。

 

ありふれた言葉しか送れない私だけど、NEWSを想うこの気持ちがNEWSの背中を押せるように、NEWSの描く未来が鮮やかで輝いたものになるように、これからも愛を伝えていけたらいいな。

 

 

 

 

"てずてってとって 愛してる"