頼りない夜に一つの光を

愛しきアイドルたちよ、幸せであれ

無人島に連れて行くなら。

 

加藤さんがいいという内容のブログです。(1文目にして表題の結論)

 

以前より、インフルエンザに1回もかかったことがなかったり、しっかり毛深かったり、マンションのエントランスに買ってきたばかりのソース瓶を落とし瓶が割れてしまったのにどうしても味が気になって舐めてみたり、賞味期限切れの食べ物は匂い嗅いでいけそうだったら食べるタイプだったり、(小山さんが風邪引くなら)ゴキブリ素手で潰すと言い放ったりと、生命力が強そうな加藤さんのエピソードを見聞きする度に思ってはいたのですが。先日放送されたNEWSな2人SPを見て、より一層その思いが強くなりました。

 

先日のNEWSな2人では、小山さんとの2人ロケでサバイバル企画をやってまして。道端に生えてる雑草をむしってペットボトルの水で雑に流しておもむろに口の中に放り込んでみたり、「あぶね、食べてみようと思ったら"茹でて毒性を抜く"って書いてある(笑)」と笑っていたり、少年のようにカニを生捕りしたり、躊躇いなくカエルの皮を剥いだりするワイルドな加藤さんがたくさん見られました。そしたらまぁそう思うよね。無人島に連れて行くならバイタリティ溢れる加藤さんがいい〜〜〜〜!!!!(※お前の場合無人島に限らないだろというツッコミは受け付けません。)

 

 

そんな訳で(どんな訳)、「もし加藤さんと無人島に漂着したら」という斜め45度の方向性から得意の妄想を繰り広げたいと思います。オタクッテコワイネ!

 

 

 

 

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目が覚めるとそこは知らない土地。なんでこんなとこに?っていうかここどこ?とりあえずGoogle先生に聞いてみるも、当然圏外のため何の情報も得られない。もちろん助けを呼ぶことも出来ない。むしろこの状況でiPhoneが生きていることが奇跡じゃない?などと冷静にそんなことを考えていたら、「あ、気がついた?」という聞き慣れた声が。顔をあげると、無造作に髪の毛を後ろに流している加藤さんの姿が。本当はタオル巻きたかったんだろうけど手持ちにないし、暑かったんだろうな。

 

「いやいや、気がついた?じゃなくて。起こしてよ!」とちょっぴり文句を言ってみる。だってどさくさに紛れて人工呼吸とかしてほしかったし(この期に及んで邪)

「悪い、息してるのは確認したからそのうち気がつくかなって(笑) やることもあったし。」「やること?」そう聞き返してみたら、「ん、これ。」と雑に顎で示された。示された方向を見ると、立ち上る一筋の煙と砂浜に大きく書かれた「HELP」の文字。

 

「昔なんかの映画で観たんだよね。こうやって船やらヘリやらに信号送って、助け呼ぶやつ。まぁ状況としてはありがちじゃん?(笑) 火起こすの、実際やってみたら想像の100倍大変だったわ〜(笑)」って笑ってる加藤さんを見て、いやいやそれはフィクションの中での"ありがち"だから!ノンフィクションではちっとも"ありがち"じゃないから!というツッコミをしたくなったけど、たぶんそんなことは加藤さんもわかってる。だけど、なんとか生き延びようとして今出来る最善の策を打ってくれたんだろうな、と思って感謝する。

 

 

たぶん加藤さんは、もし1人で漂着したらとことん落ち込む…というか、生きるための行動を起こすまでに結構な時間を要すると思うけれど、「守るべきもの」があると途端に強くなれちゃうタイプだから、「今すべきことは何か」「生き延びるために何が必要か」等々を冷静に、合理的に考えつつ最善の行動を取ってくれるんだと思う。最高にかっこいいね。

なんならこの状況をちょっと楽しんですらいそうで、そんな加藤さんと一緒にいるから心底救われる。

 

 

波や風で「HELP」の文字がならされてしまう可能性を考慮し、文字が消えないよう加藤さんが書いてくれた文字の上に石をおく作業を完了して、「第1回生き延びるにはどうしたらいいか会議」を開催。救助は立ち上る煙と砂浜の文字を頼りに地道に待つしかないとして、当面の心配は食料だよね、という議題になる。

 

「さっきそのへん探索してきたんだけど、川の流れる音が聞こえたから水問題はたぶん大丈夫。まぁそれがだめでも最悪雨水とかろ過すれば良いし。問題は食べ物だよな〜大量に生えてるそこらへんの雑草も食えないことはないと思うけど、万が一毒とかあったらやばいし。NEWSな2人SPでそのへんの知識ちょっとかじったけど、あの時は河川敷だったから植生が一緒とは限らないし。同じのが見つかれば良いんだけど。第一に、雑草じゃ腹満たせないし食いつなげねぇよな。この海、魚とかいんのかな?襲ってはこないけど捕まえやすくて食ったら美味い都合の良い動物…なんていないか。まぁこの際美味くなくても食えれば良いんだけど。動物の解体もNEWSな2人でやったことあるから、なんとなく出来ると思うんだよな。あー…でもナイフがないか。それっぽい石とかで代用いけるか?ってかNEWSな2人で色々経験しすぎじゃん、俺?(笑)まさかこんなとこで役立つ日がくるとは(笑)」などと1人でぶつぶつ言いながら色々考えてるであろう加藤さん。発想が長期滞在前提で笑う。すぐに助けが来るとは微塵も考えてないらしい。

 

 

「とりあえずこの島の全貌知っときたいから、後でちょっと探索してくるわ。」となんでも1人でさっさと勝手に決めちゃう加藤さん。頼もしいような寂しいような。でも加藤さんの頭の中では膨大な知識量とこれまでの経験を元にものすごいスピードで色んなシミュレーションが繰り広げられているんだろうから、邪魔をしないように「そうだね。」とだけ相槌を打っておく。どうせ大して聞いてないだろうし。(ひどい)

 

「日落ちる前に、行けるとこまで探索してくる。何にせよ情報は多いに越したことはないし。ここ(海岸)にずっといる訳にもいかないだろうし、諸々の行動するにもなるべく早いうちに色々知っておきたいから。」そう言って、茂みの奥に消えていった加藤さん。

気をつけてね、無理はしないでね、と声をかけるも、特に何かを指示されることもなく1人取り残された私。「何かしておくことある?」って聞いたみたけど、「まだ気がついたばっかりだし体も心もしんどいでしょ。すぐ戻ってくるから、休んでて。戻ってきたら馬車馬のように働いてもらうつもりだから(笑)」って気遣われちゃったよね。こんな時まで優しくて困る。

 

そうは言っても、せめて少しでも何かに役に立つ働きをせねば、加藤さんにおんぶに抱っこは嫌だ、という使命感と謎の可愛くないプライドにかられ、尖った石と太めの棒を探し出し、海岸に漂着していた布らしきものを使って魚を突くモリ(っぽいもの)をなんとか作ってみる。実践してみる自信はなかったので、大人しく加藤さんの帰りを待つ。

 

 

しばらくしたら、どことなく足取りの軽い加藤さんが帰ってきた。「ここからちょっと歩いた先に、やっぱ川あったわ!魚とかカニとかの生き物は発見出来なかったけど、飲み水にするには十分だと思う。それから、食べられそうな木の実もいくつかなってた。あれ、昔調べたことあるんだよな〜確か食えるやつだったと思うんだよな。毒があるのとかは覚えてるはずだから。あと、川の向こうでなんかの動物っぽい足跡も見つけた。大きさからしてそんなにデカくないと思うけど、あれ何の動物なんだろ。食えんのかな。くっそ〜〜〜圏外じゃなかったら速攻調べんのにな〜!」

早口でそう言いながら、やっぱりどことなく楽しそうな加藤さん。子供の頃『十五少年漂流記』に憧れたタチでしょ。わかる。でも圏外じゃなかったら速攻助けを呼ぼうね。

 

「ただ、人がいる/いた形跡はないから、やっぱここ無人島なんだろうな。どのへんに位置してんだろうな。天気が良ければどっかの対岸とか見えたりすんのかな。」そう言いながら海の向こうに目を凝らす加藤さんの横顔を盗み見て、こんな時ですら死ぬほどかっこいいな、なんて思ったりする。

「まぁいま考えても仕方ないし、とりあえず生き延びることが先決だな。生きてさえすればなんとかなるでしょ。」と呟く加藤さんの横顔はやっぱりかっこよくて、絶対に一緒に生きて帰ることを改めて誓う。

 

 

日が傾いてきたので、完全に日が落ちてしまう前に寝床作りにとりかかる。初心者にしては難易度高めの高床式かつ屋根付きのわりと立派な寝床作りにチャレンジする加藤さん。

「イッテQで手越がやってんの見たことあんだよね。」「まぁこんなもんでしょ。初めてにしては上出来じゃない?俺センスあるかも(笑)」とか言いながら、見よう見まねながらも器用に落ちてた葉っぱを編んだり木を組んだりして、2人で夜をやり過ごすには十分な寝床を作ってくれた。(もちろん私も一緒に手伝ったよ。)

 

「これでとりあえず雨風はしのげるっしょ。お、室内…って広さじゃないけど、マジで中は快適じゃん(笑)」そんなこと言いながら2人で狭い空間に寝っ転がると、途端に眠気が。普通だったらあまりの距離の近さにドキドキしたりするんだろうけど、何となくずっと気張ってたし、何より体力的に疲れていたのもあって、爆睡してしまう予感。たぶんだけど、てか絶対だけど、加藤さんもドキドキ♡2人きりの夜♡みたいなこと1ミクロンも考えてないと思う。秒で寝息聞こえてきたし。ほんとそういうとこ。

 

でも、寝てる間に動物が襲ってこないように火起こしてくれたりとか(1回目よりスムーズにいけたらしい)、万が一何かあった時に自分がすぐ動けるかつ盾になれるように外側で眠ってくれたりとか、着ていた上着を昼間のうちに乾かしておいて「だいぶ心許ないけど(笑)」と言いながらお布団の代わりにかけてくれたりとか、そういう肝心なところはちゃんとしてくれるの、ほんとずるい。好き。

 

 

 

 

 

 

 

……………………え、この妄想いつまで続くん???長くね???まだ漂着して1日目なんだけど???

 

私が作ったモリ(っぽいもの)で一生懸命魚を突こうとする加藤さん(神に美貌と文才を与えられた代わりに運動神経を奪われた運命が邪魔をする)とか、何の抵抗もなく豪快に動物を捌く加藤さんとか、それらを率先して調理してくれた上に躊躇いなく毒味してくれて「マジで意外と美味いんだけど!(笑)」ってリアクションしてる加藤さんとか、「手狭になってきたし、もうちょい良い居住スペース作るか!」つって「私は今のままでも良いんだけどな…加藤さんと距離近くいられるし…」などという私の邪念をよそに、せっせとツリーハウス作っちゃう加藤さんとか、「そろそろ髪とか体洗いたいよな〜」つって川でパパッとお風呂をすませちゃう加藤さんに無駄にどぎまぎしたりとか、段々髭が伸びてきてより男らしくなってくる加藤さんにときめいちゃったりとか(方向性ズレてきたぞおい)、妄想は尽きることはないんですけどね。止まらなくなりそうなので、なけなしの理性を総動員させてここらへんでやめておきます。

 

 

バイタリティ溢れる加藤さんと結婚してぇな〜〜〜〜!!!!(結論それなん?)